コンニチワー!ティムです!
ねぇねぇ、遠浅のサーフって広すぎる!どこにルアーを投げればいいの?
広大なサーフのポイントを探すのって難しいですよね…。でもポイントを絞って投げるところを判断できるようになると、釣果を伸ばせますよ!
サーフでルアーフィッシングを始めたという方は、「まず、どこを狙って投げたらいいんだ…。」と思うことでしょう。
私も以前、広大なサーフのどこに投げても変わらないんじゃないかと思ったこともあります。それくらい広いところでは、魚がどこに居るのかなんて見た目だけではわかりません。
そこで、今回の記事では
- サーフとは
- 遠浅サーフの特徴
- 遠浅サーフを攻めるポイント4選
をご紹介します。
この記事を読めば、ある程度遠浅サーフに詳しくなり、自分の中で「ここを狙ってみよう」と試行錯誤して釣りを楽しむことができるようになります。
何も考えずにルアーを投げるのもいいですが、少しでも狙い通り釣れた時の楽しさは何も考えずに釣った時と比べ物にならないはずです。
では本題にいきましょう!
サーフとは
まずサーフとは大きく2つのものに分かれます。それが、「遠浅サーフ」と「急深サーフ」です。
遠浅サーフ
「遠浅サーフ」は、細かい砂で形成されていることが多いです。浜辺が砂になっていることが多く、ルアーが届く範囲は、水深も2.3mほど。
水深は沖に向かっていくにつれ、緩やかに深くなります。三重県でいうと、鈴鹿サーフや伊勢サーフは「遠浅サーフ」のエリアになります。
急深サーフ
これと違って「急深サーフ」は、足元から急激に深くなることが多い。ルアーが届く範囲でも水深が30mになるところもあります。
細かい砂ではなく、粒子が大きい砂か、玉砂利になっていることも特徴の一つです。三重県でいうと、熊野の七里御浜は「急深サーフ」のエリアとなります。
今回は、「遠浅サーフ」に絞って解説します。
遠浅サーフの特徴
遠浅サーフは、細かい砂で形成されています。ルアーが届く範囲の水深は、2.3mととても浅いのが特徴です。
遠浅サーフでメインターゲットとなるのが、ヒラメやマゴチといったフラットフィッシュです。ベイト(餌)がいる時は、河口付近のサーフでは、シーバスが回遊することもあります。
また、場所によっては青物を狙うこともできます。
遠浅サーフを攻めるポイント4選
遠浅サーフを攻めるポイントとして重要になってくるのが、ボトム(海底)の地形変化です。水深が浅い分、わずかな変化があるだけで、ベイトが溜まったり、魚が隠れる場所ができたりします。
遠浅サーフを攻めるポイントとして
- 離岸流を探す
- ルアーに引き抵抗が大きいところを探す
- ブレイク(かけ下がり)を探す
- 釣行日を考える
といったことが考えられます。
離岸流を探す
「離岸流ってなに?」と思う方もいると思いますが、離岸流とは、読んで字の如く「岸から離れて沖の方へ向かっていく流れ」のことを言います。
よく夏になると「海で遊んでいた人が離岸流に乗って沖へ流されてしまった。」とニュースで報道されることが多いと思います。その離岸流です。
人にとっては怖いものですが、魚にとってはオアシスになるのが離岸流です。
「なぜ離岸流は魚にとってオアシスなのか?」というと、離岸流のある場所は流れが沖へと出ているため、他の場所より深くなります。
水深が深くなると、沖からベイトが入りやすくなるため、魚がエサを求めてやってくるようになります。そうすると、離岸流のあるところには魚が集まるのです。
そして、離岸流が発生しやすいのは、潮位が下がる時です。潮位が上がる時は発生しにくいので、潮位が下がるタイミングで釣りを始めると離岸流を見つけやすくなります。
離岸流を見つけたら、まずフローティングミノーを使い、岸からまっすぐ狙いましょう。それでも反応がない時は、ワームやバイブレーション、メタルジグがおすすめです。
おすすめのミノーとワーム、メタルジグ
ルアーの引き抵抗が大きいところを探す
「いくら離岸流が魚のオアシスだ!」と言っても、離岸流は簡単に見つけられるものではありません。潮位が下がって行くときだけに釣りができるわけでもありませんよね。
そういったときにおすすめなのが、「ルアーの引き抵抗が大きいところを探す」ということです。ルアーの引き抵抗が大きいところは、潮の流れ効いていたり、ブレイク(かけ下がり)にあたって流れができていたりします。
そういったところにも魚がいることがあるので、ルアーの引き抵抗が大きいところを探してキャストすることも重要です。
ブレイクを探す
ブレイクとは、水深が少しえぐれているところのことを言います。かけ下がっているところに魚が休んで溜まっていることがあるのでサーフでは狙うべきポイントの一つです。
ブレイクができているところを探すコツは、ルアーでボトムを引いてくるときに少し水深が深くなっている感じるところや波が立つところです。
そんなところには、ブレイクができていることが多いです。
釣行日を考える
遠浅サーフでも急深サーフでも言えることですが、風が強い日や波が高い日はサーフでの釣りは難しくなります。
なぜなら、風や波の影響をモロに受ける釣りだからです。また、風や波が高いとベイトも岸から離れてしまうことが多いので、魚も居なくなってしまいます。
狙うとすれば、波や風のない日を狙うと良いでしょう。スマホアプリなどで、風速も釣り場ごとに調べられますので、事前に調べてから釣行に行くと良いです。
(おすすめの釣りアプリは釣果をあげたいなら釣りアプリ「ANGLERS(アングラーズ)」を入れておくべき理由とおすすめの使い方6選! - ティムの釣りブロをご覧ください。)
また、釣行日前の数日間、穏やかな日が続いていると、ベイトが貯まりやすくなっているので、そんな日に釣行に行くこともおすすめです。
まとめ
今回は、遠浅サーフでの攻略ポイントをご紹介しました。
狙うべきポイントは
- 離岸流を探す
- ルアーに引き抵抗が大きいところを探す
- ブレイク(かけ下がり)を探す
- 釣行日を考える
という4つのポイントです。
4つのポイントを踏まえて釣りをすると、何も考えず釣りをしているより、はるかに釣れる可能性が上がるはずです。自分で試行錯誤した上で、釣果を上げれると再現性が出て次の釣果にもつながります。
ぜひ意識してみてください。今回の記事は以下の書籍を参考にしています。
よろしければ、読んでみてくださいね。
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