コンニチワー!ティムです!
ねぇねぇ、よく釣り人が言っている「ブレイク」ってなんなの?
よく聞きますよね。「ブレイク」とは、一般的に海底が深くなっているところのことを言いますよ!
釣り用語において、ブレイクとは、一般的に海底が深くなっているところのことを指します。そして、釣り人がよく狙うべきポイントとしてもブレイクが挙げられます。
ではなぜ、ブレイクは釣り人がよく狙うべきポイントに挙げられるんでしょうか。私もブレイクという言葉は聞いたことがあっても、実際よく分かっていませんでした。
釣り初心者からしたら、ブレイクって見つけにくいし、どうやって狙えばいいかもわかりませんよね。
なので、この記事では
- サーフにおけるブレイクとは
- ブレイクの重要性
- ブレイクの見つけ方
- ブレイクの攻略法
といった内容をご紹介していきます。
この記事を読むと、サーフで狙うべきブレイクを見つけることができるようになり、いち早く魚が潜んでいるポイントを発見できるようになります。
そして、ブレイクをどのように攻略していけば良いのかということもわかるので、釣果に結びつくはずです。
では本題に行きましょう。
今回の内容は、以下の書籍を参考にしていますので、ぜひご一読くださいね。
ブレイクを見つける重要性
サーフにおけるブレイクとは、海底がかけ上がっているところやかけ下がっているところを指します。そういったブレイクには、魚が居着いている可能性が高くなります。
では、なぜブレイクには、魚が居着きやすいのでしょうか。
それは、ブレイクがフィッシュイーター(お魚を食べる魚)の隠れ場所になっているから。そして、回遊しているベイト(エサ)を追い詰める壁の役割を果たすからです。
また、ブレイク付近では、潮の流れが変化しやすく、プランクトンが集まりやすいポイントになります。そのため、ベイトが溜まりやすいポイントにもなります。
したがって、サーフで魚を釣るためには、いち早くブレイクを見つけると効率良く魚の居るところを狙えるようになるわけです。
ブレイクの見つけ方
「海底が深くなっているところを探すなんてどうやって…」っと思っている方は多いと思いますが、ブレイクは意外と簡単に見つけることが出来ます。
大きく2つの探し方があります。
- 目を使って探し出す方法
- ルアーを使って探し出す方法
の2つです。
その①:目で探す
目で探す方法といっても、3つの探し方があります。慣れるとあっという間に探し出すことができるようになりますよ。
その方法とは
- 水色の変わり目を探す
- 白波が立っているところを探す
- 潮目を探す
といった3つです。
水色の変わり目を探す
ブレイクを挟むと、沖の方は水質が透き通っていることが多いです。ということは、色が変わっている辺りをブレイクを考えることが出来ます。
ルアーを闇雲にキャストする前に、辺りを見回して水色の変化を探し出してみてください。
白波が立っているところを探す
白波が立つということは、何かに波が当たっている証拠となります。ということは、白波が立つ辺りには、海底の何かしらの変化があるということになります。
波が比較的起きている時には注視して白波を探し出してみると良いでしょう。
潮目を探す
「潮目ってなんですか?」と思う方もいると思います。
潮目とは、「速さの違う潮の流れがぶつかり合う場所で、海面上に細長く伸びた筋が見える所。その筋に沿って、藻、木片や泡などが集まり、さざ波がたつことがある。潮境によく見られ、好漁場となることが多い。」(goo辞書より)
なぜブレイクと潮目が関係あるのかというと、ブレイクは海底に変化があるため潮の変化が起きやすい場所になり、潮目ができやすい場所になるからです。
潮の変化が起きやすいということは潮目もできやすい場所になるということです。潮目ができるということは、潮目沿いにブレイクがある可能性は高いということになります。
簡単に言うと
ブレイク付近は潮の流れに変化ができやすい
↓
潮目ができる
↓
潮目沿いはブレイクであることが多い
ということになります。
その②:ルアーで探す
ルアーで探す方法は大きく2つあります。
- ルアーをボトムにアタックさせて深いところを探す方法
- ルアーの引き抵抗で探す方法
の2つです。
ルアー探す方法は、いまいち実感しにくい方法でもあるので、慣れが必要になってくるでしょう。
ルアーをボトムにアタックさせて深いところを探す方法
メタルジグなどの比較的沈みやすいルアーを使って、着底までのカウントを取り、水深を把握する方法です。
メタルジグを巻き上げては、沈めてを繰り返し、カウントが多いところを探していきます。
そうすることで水深があるところを探していくのですが、ルアーの扱いに慣れていないと難しい方法になります。
ルアーの引き抵抗で探す方法
ブレイク付近は、潮の流れに変化が起きやすい場所になっています。そのため、ルアーを引くときに潮の流れとぶつかって引き抵抗が強く感じることがあります。
ルアーの引き抵抗が大きいということは、その辺りはブレイクであると仮定することができるようになります。
そのようにしてブレイクを探していく方法もあります。
ブレイクの攻略法
ブレイクをルアーで攻める方法は、使うルアーの種類にも変わってきます。
今回は
- ミノーの場合
- ワームの場合
に分けて解説します。
ミノーの場合
ミノーを使う場合は、キャストしてからある程度沈め、ミノーがブレイクに当たるイメージでトレースします。
ブレイクに当たるレンジをトレースできるミノーを選択することやロッドの角度の調整をしてミノーを操作することが重要になってきます。
ブレイクに当てることで、ミノーの泳ぎに変化が出ます。そのちょっとした泳ぎの変化にフィッシュイーターがバイトすることがあるので、それを狙うイメージです。
ワームの場合
ワームの場合は、ブレイクに差し掛かる時に、いかに長い間漂わせることができるかが重要になってきます。
ブレイクに差し掛かる時に、ロッドをチョンチョンとアクションさせて誘いを入れたり、あえてステイさせたりすると効果的です。
また、ブレイクを縦にトレースさせるのではなく、斜めに通すことでより長い間ブレイクをトレースすることができるようになります。
ブレイクを長い間泳がせ、ヒットを狙いましょう。
まとめ
広大なサーフは闇雲にキャストしていては、魚を見つけることは困難です。いかに自分の中で戦略を立てて、実行していくかが鍵となります。
その戦略の一つとして、ブレイクを探し出し、ブレイクを中心に狙ってみることをおすすめします。
ブレイクを見つけ出すポイントは
目で探す場合
- 水色の変わり目を探す
- 白波が立っているところを探す
- 潮目を探す
ルアーで探す場合
- ルアーをボトムにアタックさせて深いところを探す方法
- ルアーの引き抵抗で探す方法
でした。
目で探す方法は比較的わかりやすいものが多いので、実践しやすいはずです。
そして、ブレイクを探し出すことができれば、ミノーやワームを使ってブレイクに潜むフィッシュイーターたちを誘い上げましょう。
闇雲にルアーをキャストするよりは釣果に結びつくはずです。一緒に釣果を上げていきましょう!
今回の記事は、以下の書籍を参考にしています。ぜひご一読ください。